熔融塩炉に関する書籍の紹介


「原発安全革命」
古川和男(著)、2011年5月
トリウム熔融塩炉に関する日本語で読める唯一の解説書の「原発安全革命」です。
絶版になっていますが、電子書籍で発売されています。
 http://books.bunshun.jp/ud/book/num/1666080600000000000K
上記の頁をクリックし、「オンライン書店で購入」を選ぶと、アマゾン書店など数店から購入できます。

第1章 人類とエネルギー
第2章 核エネルギーとは何か
第3章 今の「原発」のどこが間違いか
第4章 「安全な原発」となる条件
第5章 「原発」革命その1・固体から液体へ
第6章 「原発」革命その2・ウランからトリウムへ
第7章 「原発」革命その3・大型から小型へ:小型熔融塩発電炉FUJI
第8章 核燃料を「増殖する」
第9章 「革命的な原発」の再出発
第10章 核兵器完全廃絶への道


トリウム原子炉革命ー古川和男・ヒロシマからの出発」
長瀬隆(著)、2014年8月
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1 ウラン‐プルトニウムを止めよ・脱原発か、「良いことづくめ」の原発か
2 ヒロシマからフクシマまで・被爆者のわが妻と古川和男が迎えた3.11
3 リリエンソールに学ぶ・原子力の王道にして「第三の道」
4 FUJI(不二)の発明・世界展開可能な小型熔融塩炉
5 「核拡散防止への実効ある提言」・佐藤栄作記念財団賞を受賞
6 トリウム原子炉開発が遅れた理由・冷戦下、軍事優先に押し潰される
7 3.11から『原発安全革命』へ・戦後学生運動と原水禁運動
8 「トリウム熔融塩炉の歴史と新しい役割」・古川和男は生きている
9 世界を救済するトリウム原発・ワインバーグが遺した日本の「梵鐘」

「平和のエネルギー―トリウム原子力 ガンダムは“トリウム”の夢を見るか?」
亀井敬史 (著)、 2010年9月

@平和の扉を開く鍵・トリウム
Aエネルギーの地産地消
B先見の明・ガンダムとトリウム原子力
Cトリウム原子力、世界の動き
Dメディアとトリウム
「平和のエネルギートリウム原子力II 世界は“トリウム”とどう付き合っているか?」
亀井敬史 (著)、 2011年10月
福島第一原発事故後の予想

@トリウム溶融塩炉―その仕組みと安全性
Aトリウム溶融塩炉の今
B動き始めた中国
Cオイルからトリウム原子力への足音
D日印原子力協定を結ぶ意義
Eレアアース問題について
「トリウム溶融塩炉で野菜工場をつくる-北海道中川町の未来プロジェクト-」
亀井敬史 , 高見善雄, 西川有司、2012年3月

@北海道中川町の未来プロジェクト「トリウム構想」
A超小型トリウム溶融塩炉による地域発電
Bレアアース・トリウムと地科学基地構想

「プルトニウム消滅 ! 脱原発の新思考」
森中定治 (著)、2012年6月
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第1章 恐竜理論
第2章 プルトニウム消滅!(古川和男氏との出会いと別れ;熔融塩原子炉の特性
第3章 エネルギーをどうするか?
第4章 公共の土俵に上げる
終章 環境なくして人間なし人間なくして経済なし(人類の夢;人類の盾)

2022年、電子書籍(Kindle)発売
ここをクリックすると、AMAZON電子書店のサイトに飛びます。


トリウム熔融塩炉に関する英語版教科書」の出版
書籍名:「Molten Salt Reactors and Thorium Energy
この度、熔融塩炉の英語版教科書が出版されました。熔融塩炉に関する世界で唯一の教科書で、日本から全体の1/4に
当たる約200頁を寄稿しており、裏表紙には「トリウム熔融塩国際フォーラムの協力により完成した」と記載されています。

頁数:840頁、出版日:2017年7月、出版社:Woodhead Publishing (Elsevier)、編者:Thomas James Dolan、定価:USD:353
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1章:熔融塩炉に対する高い関心の理由
2章:発電システムとしての応用
3章:その他の応用
4章;原子炉物理
5章;動特性
6章:熱水力特性
7章:材料関係
8章:熔融塩化学処理
9章:環境関係と資源問題
10章:核不拡散関係
11章:日本のFUJI設計
12章:高速中性子スペクトル型熔融塩炉
13章:固体燃料熔融塩冷却炉
14章と21章:燃料被覆管封入型熔融塩炉
15章:ADS(加速器による未臨界熔融塩炉)
16章:核融合核分裂ハイブリッド炉
17章:中国が建設中の熔融塩炉
18章:カナダの一体型熔融塩炉
19章:米国ThorCon社の設計例
20章:欧州での安全関係の活動
22章:米国Transatomic Power社の設計例
23〜25章:欧州の設計例
26章:世界23カ国の研究活動
27章:今後の方向性などの結論

英語解説論文収録本の出版
2013年9月、Elsevier出版社より「Molten Salts Chemistry: From Lab to Applications」という題名の英語本が出版されました。
この中に「Nuclear Energy Based on Thorium Molten Salt(トリウム熔融塩による原子力」という章を、吉岡律夫が執筆し、掲載されています。
日本で実施された熔融塩炉FUJIの最新設計結果のほか、熔融塩炉開発の経緯、世界の現状、燃料製造システムなどについて記載した総括的な論文です。
ハードカバー本はアマゾン書店で購入可能(ここをクリック)。

IAEAの小型モジュール炉の解説書
「Advances in Small Modular Reactor Technology Developments」

2020年9月、IAEAが小型モジュール炉の解説書を出版し、その中にFUJIの解説記事も収録されました。
下記URLから、2020年版の他、2018年版、2016年版が、無料でダウンロードできます。
https://aris.iaea.org/sites/Publications.html


ワインバーグの自伝「The First Nuclear Era」
1994年発行。AMAZON書店へのリンク
約20年間にわたり、米国オークリッジ研究所(ORNL)所長として、熔融塩炉を推進したAlvin Weinbergの自伝です。
1.Hutchin学長のシカゴ大学、Rashevsky教授とEckart教授
2.冶金学研究所と、Wigner博士のハンフォード原爆用Pu生産施設
3.クリントン研究所:人類が最初に大量の放射能を生み出した場所
4.研究用原子炉:ORNLの科学センター
5.航空機推進用原子炉
6.液体燃料による増殖発電炉
7.経済性に優れた原子炉はここにあるか?
8.海水脱塩による淡水生産と、他の科学的解決
9.国際的な高揚
10.原子力の現実:悪魔との取引
11.ポトマック川のSmolny研究所
12.エネルギー問題を考える
13.科学思想(トランスサイエンスほか)
14.原爆(ヒロシマの神聖化)
15.我々はもっとうまくやれたのか?
ワインバーグ博士の科学者としての最大の貢献はトランス・サイエンス、つまり、「世の中には科学に問う
ことができるが、科学では答えることが出来ない問題がある」ということを提起したことでしょう。


「岐路にたつ原子力:平和利用と安全性をめざして」
リリエンソール原著・古川和男翻訳
原著は、初代の米国原子力委員会長だったリリエンソール(David E. Lilienthal)が死の前年(1980年)に書いた
「Atomic energy : A New Start」で、原発(軽水炉)賛成か反対かの二者択一ではない「第3の道」があるのではないか、
という趣旨で書かれた本です。
約180頁の小著で、今でも有益な論考と思います。

下線部をクリックして、画面で読むか、または「プリンター」ボタンを押し、PDFが開いたら、自分のPCに保存下さい。
https://www.dropbox.com/s/afubl6g6e1zjixy/%E5%B2%90%E8%B7%AF%E3%81%AB%E7%AB%8B%E3%81%A4%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B1981.pdf?dl=0






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